奈良県立医科大学では、平成18年度から「MDプログラム奈良2006」に、「6年一貫教育」、「成人教育学に基づいた教育」、「地域を基盤とした教育」の3つの方針のもとにカリキュラム改革が進められました。さらに、平成20年度からは入学選抜制度に新たに「地域枠」「緊急医師確保特別枠」の入試枠が導入され、大学には地域に定着する医師の養成が期待されています。しかし、このような地域医療に意欲的な学生を入学させても、その意欲を卒業まで持続させるのは困難であり、そのためには相応の教育カリキュラムが必要となります。そこで、地域で教育し、地域での交流の成功体験を増やすことによって地域への定着を促進するという考え方に基づいた「地域基盤型医療教育コース」を導入しております。
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