医学科では、6 年間の教育課程の中で医学者、臨床医となるために必要な知識、技能、態度の修得及び人間形成の確立を目指した教育を行います。教育内容は、教養教育と専門教育(基礎医学・社会医学、臨床医学)に大別されます。
本学では、2006 年から6 年一貫教育のプログラムとして「成人教育学」、「内省的実践化モデル」及び「地域基盤型医療教育」の考え方を導入した改革を行い「MD プログラム2006」としてスタートしていましたが、さらに「教育改革2015」として「良き医療人育成」を大目標に掲げ再度改革し、2016 年度から実施しています。
統合臨床講義へ進むために必要な基礎医学知識の到達度を評価するモデル・コアカリキュラムに基づいた客観的外部試験です.基礎医学知識の到達度を認識することにより,統合臨床講義およびCBTへ向けての学習を促すことを目的とし,正答率75%以上を目標とします.
共用試験は、共用試験実施評価機構が実施する大学間で共通の評価試験で臨床実習開始前に到達しておくべき態度・技能・知識のレベルが一定水準以上に到達していることを確認するために行われます。
モデル・コアカリキュラムに準拠し,CBTによって知識の総合的理解度を,Pre-CC OSCEによって態度・基本的臨床技能を評価します。
また,臨床実習後はPost-CC OSCEを実施することにより臨床能力習得度を測定します。
臨床医学知識の到達度を評価する医師国家試験に即した客観的外部試験です。臨床実習終了時点で,医学知識の基礎となる正常構造・解剖,診療手技を含む基本的な医学的知識を認識することにより,医師国家試験へ向けての学習を促すことを目的とし,正答率75%以上を目標とします。